free talk1

シレン
「ここはどこなの?」
コッパ
「同じく。」






二人共、朝に起きると妙な空間にいた。
そこは、床から壁、さらには天井までもが真白の
何もない空間。
…なんとなく寂しい空間。


シレン
「まぁ少しすればまた元の世界に戻れるよ。」
コッパ
「異常に前向き思考…」
…とそこへ誰かが。


???
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」
シレン
「ぐはっ!!」
コッパ
シレン!!」


見た事のない帽子を被った、全身緑色の子供が降って来た。
???
「いてー」
シレン
「同じくぅー」
コッパ
へんちくりんな格好してるな。名前は」
リンク
「俺はリンクです。って、へんちくりんとは酷いw」
コッパ
「名前もへんちくりんだな」
シレンが気がついた。
シレン
「ぶはっ!何で服に苔が生えてるの?」
リンク
「ぶはっ!!」
コッパ
「wwwwwwwwwwww」
リンク
「これは苔じゃないよ。染物!」
シレン
「あーあの赤い奴?でもなんで鶯色?」
リンク
「う…?うぐいす?美味しいの?」
シレン
「ちがうよ、ほー、ほけきょ!だよ!」
リンク
「なんじゃそれ。」
シレン
「鳥だよ。」
リンク
「なんだ、最初から言えよ。ってか俺は鳥じゃないよ!」
シレン
「だから、それっぽい色だから鶯の色、鶯色なんだ。」
リンク
「あー…なるほど、そういう事か。」
シレン
「で!なんで鶯色なの?」
リンク
「世界がちがうのかな。こっちでは緑って言うんだ、この色。」
シレン
「へぇ〜!教えてくれてありがとう!」
リンク
「こちらこそ、鶯とか鶯色とか知らなかったよ。」
シレン
「いい友達になれそうだね!」
リンク
「うん!」






シレン
「で、何時になったら戻れるの?」
リンク
「知らね…」


続く……